延命装置は必要なのか?
お世話になります。
京都エモーション 吉川です。
先日、7/30 初めてのイベント 川中な集い 開催しました。
最終、13名の方に参加いただきました。ありがとうございました。
次回は、アパレルメーカー、小売の皆様、お待たせしました、川下な集いを 2019/8/28(水) @lifull hub にて行います。
業界の横の繋がりが出来て、色んな悩みや解決方法を共有できればと思います。
参加申込は 下記 フォーム か、info@tenjikaionline.com までメール下さい。
https://tenjikaionline.com/event-2019-8-28/
【お知らせ①】
弊社 長谷川のブログ「お寿司があれば何でも出来る」
日頃の商談の感想などを発信しております。
是非、御覧下さい。
https://tenjikaionline.com/category/blog/sushi-is-all/
【お知らせ②】
広州市場のHOTな生地、付属を紹介する instagram “広州HOTITEMS”
www.instagram.com/tenjikaionline_guangzhou/
では、今週の〇〇な話です。
今週の〇〇な話は、
延命装置は必要なのか?
です。
延命装置は必要なのか?
ワールドがオフプライスストア事業に進出 各社の余剰在庫を値引き販売
WWD JAPAN より
https://www.wwdjapan.com/articles/908081
これに対して、最近、接触を持ち始めたtwitterでは、手厳しい意見が散見されます。
「人の在庫の前に......」
「そんなことの前に、売り切る仕組みを」
など。
このメルマガでも、服の廃棄問題については何度か取り上げました。
当たり前のことですが、アパレルが服を売るのは、手段であって、目的ではありません。会社が成長する、簡単に言うと、儲けるための手段です。
既製服というものが世の中に出てきて、既製服を売ることは非常に簡単で効率の良く儲けることが出来る手段でした。
が、今では、簡単でもなければ高効率なものでもなくなってきている、ということでしょう。
今は淘汰の過程で、一時的に余剰在庫が溢れている、とすれば、この問題は時間が解決するとも考えられます。
個人間のリユース売買、冒頭のオフプライスストアは、その過程を長引かせるだけで、廃棄ロス問題の根本的な解決策ではありません。
淘汰の過程を加速する(=早く無駄なロスを減らす)ためには、消費者個人の意識改革が必須だと思います。もっともっと、無駄な消費が減れば、淘汰されるスピードが加速されるからです。
そもそも、自分が持っている服の枚数を言える人って、どれぐらいいるのでしょうか?
また、いま持っている服がカバーできてない服の種類、自分の服資産に加えるべき服を明確に意識できている人って、どれぐらいいるのでしょうか?
冷蔵庫に入っているものや、本棚にある本、靴箱の中の靴の方が、把握できているような。。。。
今、必要な、自分の服資産の中に欠けている服は何か?を消費者が意識していれば、他で売れているものを少しアレンジしたようなものが、消費者の服資産に欠けている服となり得るでしょうか?
アパレル業界をダメにしたのは、業界の安易なMDによるものだと思いますが、アパレル業界を良くするのは、消費者の考え方と消費行動だけだと思います。
皆さんの服資産に加えたい服は何ですか?