アパレル廃棄問題 解決を目指す新プロジェクト「シェアクローゼット」始動の話
アパレルの廃棄問題については、以前のコラムでもありました。
他社のシェアを奪うことを前提とした予算をたてると、安く作って安く売るために実力以上の数量を生産することになり、廃棄問題はなくならないでしょう。
では、廃棄問題を解決するためにはどうすればいいか?
①他社のシェアを奪うのではなく、自社の市場を作ること
②余剰生産したものに別の価値を持たせること
①は理想的ですが、消費者もアパレルもハッピーになれる方法です。
使い古された言葉ですが、「ナンバーワン」ではなく、「オンリーワン」というやつです。頭では分かっているのですが、実行出来ない。。。。
②セールや福袋、アウトレットは、もともとはこの要素が強かったと思いますが、いつの間にか それが目的になってしまいました。今回のシェアクローゼットも、品揃えを追求していくと、同じことになりえます。
余った服が何かの制服になったり、汚れる現場用に使い捨てに出来たり、余った服を燃料にしたり、服をばらしてまた組み立てたり。
また、生活の中で服を着る時間は限られているので、時間やシーンで服を着替えることの提案など服を着る回数を増やすことが出来れば、アパレル復活するかも。